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白隠禅師 健康法と逸話

直木公彦著 日本教文社

呼吸の仕方を習いに通っていたことがある。

いや教わらなくてもできるはずのものだろうと言われそうだが

なんとなく自然にやっていることこそ、振り返ればコツを逃しているかもしれない。

呼吸法を習いに通っていたことがある、だと多少は理解が得られるだろうか。

調和道丹田呼吸法なる道場があり、息の仕方の指導を受け練習する場があるのだ。

その呼吸法のもととなったのが白隠禅師、

まさにその呼吸法と、そういうわざわざ習いにいくほどの呼吸法を作ったのって

どんな人なのか?というお話が散りばめられてます。

調身、調息、調心。坐禅の基本だそうだが、平常心を保つとか、

集中力を高めるのに有効とビジネスや自己啓発的な話題にもなっているのでは?

そして治療の心構えでも大事にせよとよく言われるところなのに、

調息、いまだによくできていないかも。

やらなくちゃ呼吸、やらなくちゃ呼吸、あぁ…

また呼吸は浅くなり、心は浮つき身体は硬くなる、あぁ…